抱っこは赤ちゃんとママパパの大切なコミュニケーションのひとつで、抱っこする際の身体的負担を軽減できる抱っこ紐は、子育ての必須アイテム。でも、抱っこ紐を嫌がって泣いたり、苦しそうに見えたりする赤ちゃんがいるのも事実です。
なぜそうなるのか、考えられる原因と、それぞれの対処法についてご紹介します。

どんな行動が「イヤイヤ」のサイン?

赤ちゃんとの暮らしに欠かせない、抱っこ紐。お出かけはもちろん、抱っこしながら家事をしたいときや寝かしつけにも便利ですが、赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がって泣いてしまう、というのは珍しいことではありません。ひどい場合は、いわゆる「ギャン泣き」をすることも。
泣いていなくても、顔が赤くなっていたり呼吸が速かったりする場合は、暑さなどで苦しく感じている可能性があります。
また、苦しそうな素ぶりがなくても、脚などにうっ血が見られたり、皮膚が赤くなっていたりする場合は、圧迫されたり擦れたりしている可能性があるので注意が必要です。

どうして抱っこ紐を嫌がるの?

抱っこ紐を嫌がる理由は様々ですが、一番の原因は「不快感」です。
赤ちゃんは大人より体温が高いことに加えて、体温調節機能も未発達。ママパパと密着した状態で体をすっぽり覆われる抱っこ紐は、熱がこもりやすいため、暑くて泣いてしまうケースが少なくありません。
抱っこ紐のサイズが小さすぎる、ベルト類をキツく締めすぎているなどの理由から窮屈に感じている場合も、居心地が悪くて嫌がります。
逆に抱っこ紐が大きすぎたり、ベルトの締め方が甘くて緩すぎたりすると、抱っこが不安定になって赤ちゃんの姿勢が崩れてしまい、それが不快感や不安につながって泣いてしまうこともあります。

抱っこ紐を嫌がったらどうする?

暑さが原因の場合は、保冷剤などのひんやりグッズやポータブル扇風機を活用したり、ときどき下ろして休憩したりといった対策が有効です。汗をかくと蒸れて不快感が増すうえ汗疹の原因にもなりかねないため、赤ちゃんの背中部分にガーゼを挟んでおき、汗をかいたら抜き取ってサラサラな状態を保つようにするのもおすすめです。
冬の時期、寒さ対策を徹底しすぎて暑くなってしまうケースもあるので、赤ちゃん自身にあまり厚着をさせすぎないことも大事です。ケープなど抱っこ紐の上から使える防寒アイテムを活用して、赤ちゃんの様子を見ながら調整すると良いでしょう。

フィット感や姿勢の崩れが原因なら、サイズ調整で解消できることが多いです。
ほとんどの抱っこ紐は、ベルトの長さを自在に調節できます。緩すぎると体勢が崩れたり落下の恐れが生じたりしますが、キツすぎても赤ちゃんの正しい姿勢を阻害したり圧迫や擦れによるトラブルが起きたりしかねません。
赤ちゃんの腕はW字、脚はM字に曲がっていて、背中がC字にゆったり丸まっているのが理想的な姿勢です。その状態がキープできているか、また抱っこ紐が当たる部分が赤くなったり、脚がうっ血したりしていないかを確認して、必要に応じてベルトの締め具合を調節してあげてください。抱っこ紐自体のサイズが合わないようなら、別のものに替える必要があるかもしれません。

赤ちゃんが嫌がらない抱っこ紐を選ぶには?

メッシュ素材を使った抱っこ紐は、中に熱や湿気がこもりにくく、蒸れにくいため暑い時期でも快適に使えます。
また、ヒップシートキャリアは、程よい密着度でママパパの体と赤ちゃんとの間に風を通しやすく、一般的な抱っこ紐と比べると比較的涼しく使用できます。
特に気温の高い時期は、ヒップシートだけで抱っこするのもおすすめです。両手で支える必要がありますが、赤ちゃんの体を覆う部分がなく、密着度も下がるので、より暑さ対策の効果があります。

先輩ママからは、「口コミを頼りに買った抱っこ紐が自分の子どもには合わなかった」といった声も聞かれます。製品の使用可能月齢に当てはまっていても、体の発育には個人差があるため、抱っこ紐がうまくフィットしないこともあるのです。ベルトの長さ調節では対応しきれない場合もあるので、購入前に試着をしておくと安心です。

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ゼクシィBabyクチコミNo.1連続受賞をはじめ、キッズデザイン賞やグッドデザイン賞など多くのアワードを受賞している抱っこ紐、BABY&Meの「BELK-S」がアップデートされ、「Beren(ベーレン)」として生まれ変わりました。

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新商品のBerenシリーズは表地に通気性の高いメッシュ素材を使っており、熱がこもりにくいので、体温が高い赤ちゃんも暑くなりにくくて快適に抱っこできます。
ヒップシートと腰ベルトタイプのパーツ、体を包み込むキャリアパーツの3点がセットになっており、キャリアパーツと腰ベルトタイプを組み合わせたベルトスタイルでは新生児期から抱っこが可能で、腰ベルトをヒップシートに切り替えればヒップシートキャリアとして使えます。ヒップシート単体でも、授乳時などの横抱きサポートや子どもが大きくなってきた際の抱っこに使用OK。パーツを切り替えながら、新生児から体重が20kgくらいになる4歳頃まで、成長段階ごとに最適な使い方が選べるのでおすすめです。

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