毎日使うものだからこそ汚れがつきやすく、でも赤ちゃんに使うものだから清潔に保ちたい。そんな抱っこ紐のお手入れについて徹底紹介!適切に洗濯して、気持ちよく抱っこ紐を使いましょう。

抱っこ紐は洗濯が必要?

抱っこ紐は、赤ちゃんの汗やよだれ、ミルクの吐き戻しなどで、どうしても汚れます。ママパパが汗をかいて、肩ベルトや腰ベルトにつくこともあるでしょう。赤ちゃんの肌に触れることもあるものなので、定期的に洗濯して、清潔に保ってください。

そもそも洗っていいの?

最近は自宅で洗える製品が多く販売されています。
ただし、丸洗いOKでも、製品によって、手洗いが必要なものと洗濯機で洗えるものがあります。間違った洗い方をすると型崩れなどにつながりかねないので、事前に取扱説明書やメーカーのWEBサイト等で確認しましょう。

どのくらいの頻度で洗えばいい?

清潔に快適に使い続けるため、1ヶ月に1度は洗うことをお勧めします。夏場なら2週間に1度洗えると理想的です。
とはいえ、あまり頻繁に洗いすぎるのも、色落ちや型崩れにつながる恐れもあるためNG。ちょっとした汚れなら、湿らせた布で軽く叩いたり、汚れが気になるところだけ部分洗いしたりして対処しつつ、全体の洗濯は2〜4週間に1度程度に抑えると無難です。

抱っこ紐の洗濯方法について

洗濯に必要なものは?

抱っこ紐を洗うときは、中性洗剤を使います。一般的な弱アルカリ性洗剤に比べると洗浄力はマイルドですが、色落ちしにくく、肌にやさしいのが中性洗剤の特長です。肌がデリケートな赤ちゃんにも安心して使える洗剤を選びましょう。
また、手洗いの場合は大きめの洗面器やタライ、洗濯機を使う場合は洗濯ネットが必要になります。

手洗いの仕方

抱っこ紐全体が浸かるサイズの洗面器やタライなどにぬるま湯を入れ、洗剤をよく溶かしたら、抱っこ紐を5分ほどつけおきします。やさしく押し洗いをして、汚れがひどいところがあればつまみ洗いをしましょう。
水を何度か替えながらしっかりすすぎ、バスタオルなどで水気を取ります。洗濯機で脱水する場合は、30〜40秒程度にとどめてください。

洗濯機で洗うには

バックルをすべて留めて洗濯ネットに入れます。バックルがひっかかったり、壊れたりするのを防ぐためです。ファスナーもすべて閉めましょう。
手洗いコースやおしゃれ着コースなど、弱水流でやさしく洗える設定を選んで、洗濯してください。

正しい干し方は?

風通しの良い日陰でつり干しをします。直射日光は、繊維の色落ちやバックルなどプラスチック部分の劣化につながるためNGです。型崩れを防ぐため、形を整えて、左右均等になるように干しましょう。
洗濯機で洗える製品でも、乾燥機は使用できないものがほとんどです。乾燥機OKと明記されているもの以外は、必ず吊り干ししてください。
肩ベルトなど生地が厚い部分は乾きにくいですが、水分が残ったままだとカビの原因になり、衛生的に問題が生じかねません。完全に乾くまで、しっかり干すことが大切です。

日頃のお手入れ方法

自宅で洗えるとはいえ、乾くまでに半日〜1日かかってしまいます。予定外の洗濯は、なるべく避けたいところです。
軽い汚れであれば、濡らして硬く絞ったタオルで叩くようにするだけで落とせます。ひどい汚れでも、狭い範囲であれば、部分洗いなら乾かす時間も短くて済むのでおすすめです。
赤ちゃんの顔まわりが最も汚れやすいので、よだれカバーを使い、こまめに交換して清潔に保つのも1つの方法です。

BABY&Me製品にはベルトカバーやよだれカバー、スリーピングフードが付属しているほか、カスタムアクセサリーとしてデザイン豊富なラインナップがあります。おしゃれにカスタマイズできるだけでなく、洗い替えにもおすすめです。

ヒップシートも洗えるの?

市販されているヒップシートやヒップシートキャリアの多くは、水洗い可能です。
ただし、発泡スチロールやウレタン製のクッション、金属またはプラスチック製のフレームなど中材は洗濯不可で、事前に取り外してから洗う仕様となっていることがほとんどです。メーカーや製品ごとに異なるため、詳細は洗濯表示や取扱説明書、メーカーのWEBサイト等で確認してください。

抱っこ紐を洗う際の注意点

塩素系漂白剤は、色落ちするので使わないようにしましょう。汚れがシミになってしまったときは、ベビー用の酸素系漂白剤を使います。
中性洗剤でも、中には蛍光増白剤が入ったものがあります。成分をチェックして、蛍光増白剤が含まれない洗剤を選ぶようにしてください。
また、洗ったあとはすぐに干すことが大切です。濡れたまま放置すると、繊維が傷みやすくなるうえ、カビや雑菌の繁殖の原因となります。


☆BABY&Meの抱っこ紐は汚れにくい生地を採用しており、汚れてもパーツごとに洗えるからお手入れも簡単。キャリアパーツを洗って干している間はヒップシートを抱っこの補助に使うこともできます。

ヒップシートキャリアの詳しいお手入れ方法はこちら