生まれる前に買うのは早過ぎる??出産前に用意しておいた方がいいお出かけグッズ
赤ちゃんとの暮らしに必要なベビーグッズを準備する際は、お出かけグッズも一緒に揃えておくのがおすすめです。いつ頃、何を用意しておけばいいのか、順番に見ていきましょう。
お出かけグッズ、いつ買う?
生後28日未満の新生児は外出を控えるべきとされているので、赤ちゃんの初めてのお出かけは「1ヶ月健診」となることが一般的です。
そう考えると、まだ先の話…という気がするかもしれませんが、出産後は赤ちゃんのお世話が忙しく、ママの体には大きなダメージが残っているため、お出かけグッズも他のベビーグッズと合わせて出産前に準備しておくことをお勧めします。
安定期に入る妊娠5ヶ月から買い物リストを作るなど準備を始め、7〜9ヶ月の間に買い物を済ませたという先輩ママパパが多いようです。
赤ちゃんとのお出かけ必需品は?
移動手段によっても違いがありますが、赤ちゃんを安定して抱っこしやすく、ママパパの両手をフリーにできる抱っこ紐は必須アイテムの1つでしょう。車に乗せるならチャイルドシートが必要ですし、歩く機会が多い場合はベビーカーが役立ちます。
いずれの場合も、赤ちゃんとのお出かけにはミルクやおむつ、おしり拭きなどたくさんの荷物を携行しなければいけないので、大容量で持ちやすいマザーズバッグは欠かせません。
マザーズバッグ〜収納力と機能性バツグン!
長時間の外出はもちろん、短時間であっても、赤ちゃんとのお出かけはいろいろな備えが必要。ミルク、おむつ、おむつ替えの際に使用するおしり拭きやビニール袋、ミルクをこぼした時などのためにガーゼや着替え、ウェットティッシュ…と荷物が増えます。
そのため、収納力と機能性に優れたマザーズバッグが便利です。ポケットや仕切りが多くて整理整頓しやすく、欲しいものを取り出しやすいのが特徴で、トートバッグやリュック、ショルダーバッグなどのタイプがあります。
抱っこ紐〜新生児から使えるものもある?
スリングに代表される布製の抱っこ紐や肩掛けタイプなど、多種多様な製品がありますが、最近は、対面抱っこだけでなく前向き抱っこ、おんぶにも使える多機能抱っこ紐が主流です。
多機能抱っこ紐のほとんどは、対象月齢が生後4ヶ月頃からとしています。しかし中には首や頭を支えるヘッドサポートがしっかりしていたり、パーツを切り替えられたりと、新生児期から使えるよう工夫された製品もあります。
BABY&MeのBeren firstセット(ベーレンファーストセット)は腰ベルトタイプのfirstパーツ(新生児パーツ)、ヒップシート、キャリアパーツの3点がセットになっており、新生児期からお家でもお出かけの時も活躍する抱っこ紐です。
キャリアパーツ+firstパーツで新生児期から、首すわり後からはキャリアパーツ+ヒップシートで対面抱っこが可能です。
また、ヒップシートだけを単体で使うと、新生児の横抱きサポートとしても便利で、抱き下ろしの機会が増える歩きだしの時期にも大活躍してくれます。生後すぐから体重20kgくらいになる4歳頃まで長く使えるのでおすすめです。
ベビーカー〜大きく分けて2種類
長時間の抱っこが辛い時や荷物が多い時、成長とともに赤ちゃんの体重が増えてきた時などは、ベビーカーを使うと楽に移動ができます。大きく分けて、赤ちゃんを寝かせた状態で生後1ヶ月から使えるA型と、首や腰がすわってから赤ちゃんを座らせて使うB型の2種類があります。
体が未発達の赤ちゃんをしっかり守れる構造のためA型は大きく重くなる傾向があり、価格もB型と比べると高めです。
とても便利なベビーカーですが、段差が多かったり、通路が狭かったりする場所ではかえって負担が増してしまうこともあります。また、地面に近いため、夏はアスファルトの照り返しでかなり暑くなりやすいので注意が必要です。
チャイルドシート〜車に乗るなら必須!
6歳以下の子供が車に乗る際はチャイルドシートの使用が義務付けられています。出産後の退院時に自動車を使う場合、その時から必要になるので早めに準備しておきましょう。
チャイルドシートと一口に言っても形状や特徴は様々で、製品によって取り付け方や対象年齢が異なります。
取り付ける際はシートベルトで座席に固定するものと、専用の金具にコネクターを差し込むタイプのものがあり、中にはシートを回転させて楽に乗せ下ろしできるものもあります。 新生児を乗せる場合は、必ず新生児からOKの寝かせるタイプを使ってください。製品ごとに新生児から、1歳以上、3歳以上など対象年齢が明確に決まっているので、安全のため、合ったものを正しく使いましょう。
他にあると便利な役立ち品は?
季節によっては、暑さ・寒さ対策の準備もしておくと良いかもしれません。
寒い時期は、抱っこ紐の上から羽織れる防寒ケープがあると安心です。ベビーカー用のケープもあります。
BABY&Meのユニセックスロングコートは、オーバーサイズでママパパ兼用可能。抱っこ紐ごと包める取り外し可能なダッカー付きで、ママパパも赤ちゃんも快適にお出かけができます。
暑い時期にはサンシェードなど日除けグッズを取り付けられるベビーカーもあり、抱っこした上から被せて抱っこ紐に装着できる接触冷感のUVケープも。
また、外出先で母乳をあげる場合は、ヒップシートがあると赤ちゃんの体を支えることができ、授乳室などの施設が使えない状況に備えられます。また、授乳ケープがあるとママの肌を隠すことができ、また思わぬところに母乳が飛んで汚してしまった、などということを防げるので安心です。おくるみは授乳ケープの代わりにもなり、冷房が強すぎる時などサッと被せられたりもするので、1枚あると重宝します。
出産準備は始めてみるとやる事の多さに驚くものです。いざという時に慌てないために、早めの準備を心がけましょう。