ヒップシートはいつまで使える?
新生児期の横抱きから、腰がすわった後まで様々なシーンで活躍してくれるヒップシート。
赤ちゃんの腰から背中を包み込むパーツがついたヒップシートキャリア(ヒップシート付き抱っこ紐)なら、肩と腰、お腹で重みを受け止められてママパパも楽に抱っこができます。
そんな便利なヒップシートですが、子供が何kgくらい、何歳くらいまで使えるのでしょうか。
よくお問い合わせのある質問をまとめて回答いたします。
1.ヒップシートの耐荷重は何キロくらい?
最近は、いろいろなメーカー、ブランドから多様な抱っこ紐が販売されています。
形状や素材が異なるため一概には言えませんが、ヒップシートに限れば、一般的な製品の耐荷重は15〜20kg程度です。
厚生労働省の調査(平成22年)によれば、3歳児の平均体重は約14kg。
4歳になると、平均16〜17kgほどになり、成長の早い子は20kgを超えてきます。その頃がヒップシート卒業の目安となるでしょう。
2.子供の体重増加に比例するママパパの負担は?
日一日と成長していく子供たち。
少しずつ重たくなってくる子供を抱っこし続けることで、ママが腱鞘炎など手のトラブルに見舞われるケースは少なくありません。
抱っこ紐を使うことで負担軽減はできますが、体重増加につれて当然ながら肩や腰の負担は増していきます。
子供の成長は嬉しいものですが、無理が続くとママパパが体を痛めることにもなりかねません。
抱っこ紐やヒップシートなどのアイテムをうまく使いながら、ケガや痛みを回避しましょう。
3.ヒップシート選びで気を付けるポイントは?
腰がすわったら、座面(ヒップシート)にお尻を乗せて座らせ、背面を覆って抱っこする「ヒップシートキャリア」が便利です。
子供の重さを腰と肩、お腹で支えられるため、負担が分散されて比較的楽に抱っこができるからです。 それでも、子供の体重が10kgを超えてくる頃には重みがずっしりのしかかります。
そうなってくると、肩紐やベルトの太さやクッション性、ヒップシートの弾力性など、子供の重みがかかる部分の素材や構造がより重要となります。
十分な太さがあって、重みを点や線ではなく広い面で受け止められること、適度な弾力があって接触する部分に痛みを生じさせないことがポイント!
購入時にしっかりチェックして選ぶと、長く使うことができます。
4.歩き出してからも使う?
個人差があるものの、歩き始める時期の目安は生後12ヶ月頃です。
自分で歩けるようになると、抱っこをやめて歩きたがったり、すぐにまた抱っこをねだったり…頻繁に「抱き下ろし」をするようになります。
そんな時に便利なのがヒップシート!
体をすっぽり覆う構造の抱っこ紐だと、抱き下ろしの際に手順が多くなってしまいます。
腰ベルトで台座を装着し、ひょいと子供のお尻を乗せるだけで楽に抱っこができ、下ろすときも留め具などを外すこともなくすぐに下ろせるヒップシートなら、度重なる抱き下ろしも苦になりません。
5.おすすめのヒップシートは?
ママとの密着度を高め、股関節にやさしいM字開脚ができるベビーキャリア、体重が増えてきても楽に抱っこができるヒップシートキャリア、抱き下ろしも簡単なヒップシートと、成長過程に応じて求める抱っこアイテムは変わってきます。
ニーズの変化に合わせて、パーツを切り替えることで「腰ベルトタイプの抱っこ紐」「ヒップシートキャリア」「ヒップシート」と形を変えられるBABY&MeのBELK-S firstセットなら、新生児から抱っこ卒業の4歳頃(体重20kg)まで成長に合わせて、長く快適に使えます。
ベビーキャリアやヒップシートキャリアとして使用する際は、ママパパの体近くに重心を保つ構造で肩や腰への負担軽減を実現。
ヒップシートは2層構造で、座面は軽くて強い素材で赤ちゃんをしっかり支え、ママパパのお腹に当たる部分は柔らかい素材でやさしくフィットします。
みんなが快適に抱っこの時間を過ごせるBABY&Meがおすすめです。
まとめ
成長とともに抱っこアイテムに求める機能は変わってきます。
体重が増え、自分で歩くようになると、簡単に抱き下ろしができるヒップシートが便利。製品によって耐荷重は異なりますが、体重が20kgに届く4歳頃が抱っこ卒業の目安です。
抱っこができるのは、ほんの数年の間だけ。
抱っこ卒業までの限られた時間をハッピーに過ごせるよう、ぜひご自身に合った、安全かつ快適に使える抱っこ紐・ヒップシートを選んでくださいね。