赤ちゃんとの暮らしには、さまざまな新しいアイテムが必要になります。どんなものが必要か、いつ頃からどのような準備をすれば良いのか、出産前後のママに必要となるものも含めてご紹介します。

いつから始める?何をする?

出産準備は、安定期に入る5ヶ月頃以降に始めるのが一般的です。
赤ちゃんとの暮らしをイメージし、どんなものが必要になるか書き出してリストを作るところからスタートします。リストができあがり、実際に買い物を始めたのは7ヶ月頃からという先輩ママパパが多いようです。

9ヶ月を過ぎて出産が近づくと、お腹も大きく重くなって買い物に出かけることが億劫になり、長時間の外出が難しくもなります。そのため、7〜9ヶ月くらいの間に大まかな準備を済ませておけると良いでしょう。優先順位を決めて、必需品から順番に揃えていきます。

出産準備で気をつけることは?

インターネットで出産準備品を揃えるママパパも多いでしょう。自宅等で買い物ができれば、体調が不安定な妊婦さんでも安心ですね。
通信販売を利用する場合は、あとで「思っていたのと違う」ということにならないよう、購入前にできるだけ実店舗で実物を見たり手に取ったりして、質感や使い勝手を確認しておけるとベターです。

もう一点気をつけたいのが、購入する点数です。
赤ちゃんはあっという間に大きくなります。衣服などはすぐに着られなくなるため、同じサイズのものをたくさん買わない方が良いでしょう。

購入後は、出産までの間に衣類などを水通ししてすぐに使えるようにしておくこと、抱っこ紐やベビーカー、チャイルドシートなどは使い方などを確認したり装着を練習したりしておくことをおすすめします。

生まれてすぐ必要なものとは?

生まれてすぐ必要になるのは、着せるもの、おむつ、授乳の際に使うものなどです。

赤ちゃんには肌着とベビー服を着せるのが基本ですが、気温によっては肌着だけでも大丈夫なこともあります。まだ体温調節が上手にできないので、エアコンなどで室温を管理しつつ、着るものでも調節してあげてください。

寒さ対策や、抱っこのサポートに役立つおくるみもあると便利です。体をやさしく包むことで、赤ちゃんに安心感を与えるメリットもあります。

おむつは、現在は紙おむつが主流で、さまざまなサイズが販売されています。体に合ったものを選びましょう。赤ちゃんの成長はめざましく、まとめ買いをすると無駄になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

哺乳瓶や粉ミルクなどの授乳用品は、ミルクで育てる場合はもちろんのこと、母乳派のママもひと通り用意しておくと良いでしょう。母乳が十分に出ない日や、体調や環境によって母乳をあげられないときのためです。

退院後の暮らしに欠かせないものは?

1日の大半を寝て過ごす赤ちゃんにとって、寝具は大切なアイテムです。
まだ骨格も筋肉も未発達で柔らかいので、しっかり支えられるよう少し硬めで厚みのあるベビー布団を使うのがおすすめ。ベビーベッドがあると床に寝かせるよりお世話がしやすくなるので、ニーズに応じて用意しましょう。

意外とよく汗をかき、ミルクの吐き戻しなどもあって、衣服や体が汚れてしまう機会が少なくない赤ちゃん。最低でも1日1回以上はお風呂に入れて、体を清潔に保ってあげる必要があります。
新生児期は雑菌への免疫力も低いため、大人と一緒のお風呂ではなく、専用のベビーバスを使って沐浴をします。
赤ちゃんにも使える石鹸やボディソープ、保湿用のベビーローションも準備しておきましょう。

その他、お世話に役立つものは?

ガーゼハンカチは、汗拭きのほか、手や口が汚れたときや沐浴にも使うので、多めに用意しておくと安心です。

綿棒や爪切り、体温計なども、赤ちゃん用のものの方が使いやすく安全なので、用意することをおすすめします。

抱っこ紐やベビーカー、車に乗るとき用のチャイルドシートなどは、健診など外出時だけでなく、退院の際にも必要になることがあります。早めに用意しておくと無難です。

新生児から役立つ抱っこ紐がある?

抱っこ紐は、寝かしつけや抱っこしながら家事をしたいときなど、おでかけ以外にも役立つ場面は多々あります。

BABY&MeのBeren firstセット(ベーレンファーストセット)は、新生児期から様々な使い方ができるのでおすすめです。

赤ちゃんの体を包み込むキャリアパーツと、股関節に負担をかけずにおしりをやさしく支える腰ベルトタイプのfirstパーツ、ヒップシートの3点がセットになっており、ヒップシートは横抱きのサポートとしても使えるため、授乳クッションの代わりにもなって新生児期から活躍してくれます。

firstパーツを使用した腰ベルトタイプは、首周りをしっかり支えるヘッドサポートと、赤ちゃんの脚を自然なM字開脚に導くよう設計されたおしりスポットや股幅の調節機能で、首すわり前の赤ちゃんも安心して抱っこができます。首がすわればおんぶもOK!

首すわり後はfirstパーツをヒップシートに切り替えて、ヒップシートキャリアとして使えるので、お子さまが大きくなっても楽に抱っこすることが可能です。

買い替えや買い足しが不要で、長く使い続けられるため、コスパの面でもおすすめです。

ママが必要なものも要チェック!

出産準備リストには、ベビー用品のほかに、入院・出産時や産後にママが使うものも書き込みます。
主なところでは、授乳用のパジャマやブラジャー、母乳パッド、産じょくショーツ、悪露を処理するためのパッドや生理用ナプキンなどです。
それらに加え、診察券や保険証、母子健康手帳のほか、洗面道具やタオル、スリッパ、コップなど入院中に必要になるものをバッグにまとめておくと、いざというとき慌てずに済みます。

出産準備は始めてみるとやる事の多さに驚くものです。安心して赤ちゃんをお迎えするために、早めの準備を心がけましょう。