ヒップシートはいつから使える?月齢ごとの使い方と選ぶポイント
話題の抱っこ用アイテム、ヒップシート。
抱っこ時にかかるママパパの負担を軽減できる便利グッズですが、月齢によって可能な抱き方が異なることがありますので、注意が必要です。
基本情報をおさえて、安全&快適にヒップシートを使いましょう。
名前の通り、赤ちゃんのお尻を乗せる台座がついた抱っこ用アイテム。重みが分散されるため、ママパパの腕や肩、腰への負担が軽減できます。
抱っこ紐のように赤ちゃんを覆う形状ではないため、ちょっと抱き上げたいとき、何度も抱き下ろしを繰り返す際には便利です。暑い時期にもおすすめ。
お尻を乗せて縦抱っこできるのは首すわり後からですが、じつは新生児期から便利な使い方ができます。うまく活用すれば、より一層ママの心強い味方となるはずです。
安定性と着脱のしやすさ、ママパパへの負担軽減を兼ね備えていることが大切です。座面の構造やクッション性、ベルトの太さなどをチェックしましょう。
ヒップシートとベビーキャリアがひとつになった最新型の抱っこ紐、ヒップシートキャリア。赤ちゃんの背面を支えるパーツをはずし、ヒップシート単体でも使える商品なら使い勝手の良さは倍増します。
1.ヒップシートってどんなもの?
抱っこ用アイテムのひとつで、赤ちゃんのお尻を台座に乗せて抱っこします。
ウエストポーチのような見た目でシンプルな形状ですが、重さに強いのが特徴。
赤ちゃんのお尻を台座に乗せると、ママパパはお腹や腰で重さを受け止められるので、手だけで赤ちゃんの全体重を支える抱っこに比べて断然楽ちんです。
成長とともに体重が増えてくると長時間の抱っこがツラくなってきますが、そんな時もヒップシートがあれば安心。抱っこ紐よりコンパクトでかさばらず、持ち運びしやすいのも特徴のひとつです。
2.ヒップシートはこんなとき便利!
着脱が簡単なので気軽に使えるのが最大のメリットです。
ベルト部分を腰に巻いてバックルをカチッと留めるだけで装着でき、外すときも簡単ワンステップでOK。赤ちゃんのお尻を台座に乗せるだけなので、抱き上げたり下ろしたりを頻繁にする場合には便利です。たとえば、歩きはじめの頃など、自分で歩いたり抱っこしたりを繰り返すような時期には重宝します。
抱っこ紐に比べると密着度は低いので、暑い時期の使用にも◎です。
3.新生児期から活用のススメ
意外と知られていませんが、ヒップシートは新生児期から使えます。
例えば、授乳時や寝かしつけなど、横抱きをする際にサポートとして使うと、ママパパの手首や腕の負担はかなり軽減されます。
生まれて間もない赤ちゃんは3kg程度と軽いですが、毎日、何時間も抱っこしていると疲労がじわじわ蓄積し、成長とともに体重が増えていくと負担はさらに大きくなります。腱鞘炎に悩まされるママも少なくありません。 ママパパも赤ちゃんもみんなが快適に過ごせるよう、ヒップシートをうまく活用すると良いですね。
ヒップシートに赤ちゃんを座らせて縦抱きをするのは、首がすわるまで待ちましょう。 骨格や筋肉の成長が不十分なうちは赤ちゃんの体への負担がかかり、正しい成長を阻害してしまうおそれがあるからです。
目安としては、生後4ヶ月頃。成長のスピードはそれぞれなので、月齢だけで判断せず、首がすわっているかを確認してから使用するようにしましょう。
4.ヒップシートを選ぶポイント
安心して使える安定性や安全性はもちろんのこと、着脱のしやすさやママパパの体への負担が少ないことなど、使い勝手の良さもしっかり吟味する必要があります。
主なチェックポイントは、ベルトの太さやシート部分の素材。 太めのベルトだと安定感が増してママパパの腰への負担が軽減されます。 安定性を高めるため、シート部分にはある程度の硬さが必要ですが、ママパパの下腹部への圧迫感や痛みをやわらげるには適度なクッション性があることも大事。赤ちゃんの体重増加とともに負荷も高まることを見越して、妥協せずにチェックしましょう。
また、日常的に使うものだけに、ベルト部分のサイズ調整が簡単にできないと、ちょっとしたストレスになります。使用中は緩んだりすることなく安定していて、かつ調整したいときはスムーズに緩めたり締めたりできるものがおすすめです。
5.ヒップシートキャリアがおすすめ
首すわり後から使えるタイプの抱っこ紐を愛用していたママパパが、子供の成長に合わせてヒップシートを買い足したり、抱っこ紐を買い換えたりするケースは少なくありません。ヒップシートと赤ちゃんを包んで支えるキャリアパーツが合体したヒップシートキャリアなら長く使えるし、パーツの切り替えができるタイプであれば、さらに使い勝手の良さは倍増します。
パーツを切り替えて使えるBABY&Meは、新生児期は密着して包み込むベビーキャリアとして、腰がすわって体重も増えてきた頃からは重さを支えるヒップシートキャリアとして使用でき、ヒップシート単体でも新生児期の授乳サポートや寝かしつけ、歩き出してからのちょい抱きなどに活用できます。
また、幅広の腰ベルトは調整ファスナーで簡単にサイズ調整ができるので、ママもパパもピッタリサイズで使えて便利。台座部分は2層構造で、赤ちゃんが座る部分は軽くて丈夫な素材を、ママパパのお腹に当たる部分は柔らかくフィットする素材を採用しているため、赤ちゃんもママパパも快適に使うことができます。
まとめ
体重も重たくなり、歩き始めてアクティブになった子どもを楽に抱っこできるヒップシートは、いまや子育ての必需品!
赤ちゃんの成長やライフスタイルに合わせてパーツを切り替え、新生児から抱っこ卒業歩き出す時期までいろいろな使い方ができるBABY&Meのヒップシートキャリアがおすすめです!