トイレトレーニングの時期とやり方について
おむつ卒業に向けたトイレトレーニング。時間をかけてじっくり取り組んでいく必要があります。どのような段階を踏むのか学んで、しっかりサポートしてあげましょう。
トイレトレーニングとは
おむつを卒業し、トイレを使っておしっこやうんちができるようになる練習を「トイレトレーニング」と言います。
おむつを使っている時期の子どもは、まだ自分がトイレに行きたいという感覚もつかめていません。また、大人用のトイレは高くて大きいため、いきなり連れて行って「ここでして」と言っても無理です。段階を踏んで、少しずつ練習をしていく必要があります。
トイレトレーニングは、いつから?
歩けるようになり、自分の体をしっかり支えてまっすぐ座っていられることが必要条件です。その上で、おしっこの間隔が2時間くらい開くようになったら、トレーニングを始めて良いでしょう。
時期としては、2歳前後で始めるのが一般的です。早ければ1歳半くらいでスタートする子もいますが、早ければよいというものではないので急がなくて大丈夫です。
何が必要?
トイレトレーニングには、床に置いて使う「おまる」、子ども用の小さい補助便座、トイレの便座に座るために使うステップ(踏み台)、トレーニングパンツなどが必要です。
おまると補助便座はいずれもまたがるタイプと座るタイプがあります。
楽しく取り組んでもらえるよう、うまくできたらシールを一つ貼るなどのごほうびもおすすめ。キャラクターのカレンダーを用意しても良いですし、トイレトレーニング専用のかわいい台紙やシールも色々販売されているので、子どもが喜ぶものを探してあげると、頑張ってくれるかもしれません。
トイレに興味を持たせるところからスタート
まずは、おしっこやうんちはトイレでするものだと子どもに知ってもらう必要があります。絵本やアプリなどを使ったという先輩ママパパもいる一方で、ママやパパがトイレへ行くとき一緒に行き、実際に使うところを見せたという体験談も耳にします。子どもに流させることでちょっとしたエンターテイメント性を持たせ、トイレ自体にポジティブなイメージを持たせるという作戦は、マネしてみてもいいかもしれません。
おまるに慣れさせよう
おまるに興味を持たせ、用を足す場所であると認識させるのが次のステップです。
リビングなどに置き、それが子どものためのものであることをまず伝えます。慣れてきたら、最初は服を着たまま、次はおむつを外した状態で座らせてみましょう。もし嫌がるようであれば無理はせず、おまるに嫌な印象を持たないよう気をつけてください。
次に、おむつからおまるにうんちを移し、さらにそれをトイレへ持っていって流すところまでを見せ、おまるがおしっこやうんちをする場所であることを教えます。
おまるを使えるようにする
ソワソワしたりモジモジしたり、トイレに行きたそうなそぶりを見せたら、おまるに座らせてみます。おしっこやうんちをしたい感覚とおまる、トイレを結びつける練習です。最初は上手にできないかもしれませんが、焦りは禁物です。おおらかな気持ちで見守ってあげてください。
おしっこやうんちをしたいときに自分からおまるに座ろうとしたり、おまるで上手にできたりしたときは、大袈裟なくらいにほめてあげましょう。
トレーニングパンツを導入!
トレーニングパンツとは、おむつから布パンツへ移行する間に使うものです。通常の布パンツより吸水性が高く、トイレが間に合わなくても服や床などを汚す心配がありません。また、おむつに比べて濡れている感覚が肌に伝わりやすく、気持ちが悪いため「次はトイレでしよう」という気持ちになりやすいという特徴があります。
洗濯して繰り返し使える布タイプと、使い捨ての紙タイプがあるので、使い勝手の良い方を選びましょう。
最終段階!トイレで用を足す練習
おまるを使うことに慣れてきたら、それまでリビング等に置いていたおまるをトイレに移動します。まずはトイレ空間で用を足すことに慣れさせ、次のステップとして今度は補助便座へと誘導します。上手くできた時は、思い切りほめてあげることを忘れずに。
毎回、補助便座で用を足せるようになってきたら、おまるは卒業です。片付けてしまって、トイレだけを使う習慣を身につけさせます。
成功させるコツは?
トイレトレーニングを進める上で大切なのは、焦らない、怒らない、上手くできたらほめるの3点。トレーニングなので、できたりできなかったりを繰り返すのが当たり前です。
トイレトレーニング完了までは、一般的に3〜6ヶ月ほどかかります。苛立ちや落胆を見せては、子どもを萎縮させてしまいます。ほめたり励ましたりしながら、ポジティブな気持ちで一緒に取り組んでいってください。
ほめ方が大事?
ほめることはとても大切ですが、ほめ方には注意が必要です。 子どもが「おまるやトイレでおしっこやうんちをすると、ほめられる」と理解すると、トイレに行く回数を必要以上に増やそうとしてしまう恐れがあるからです。正しいトイレ習慣を身につけさせるためには、適切な量を1回でしっかり出し切れた時にほめるようにしましょう。